女性活躍の推進(都市建設部編)

女性活躍の推進に取り組む岐阜市役所で、能力を発揮して生き生きと働く職員の声を紹介します。

都市建設部 都市計画課

都市建設部 都市計画課(2022年12月当時)1997年入庁

Q.所属と担当業務を教えてください。

A.都市建設部の都市計画課に所属し、地区計画の策定や指導のほか、都市計画審議会の運営に関する業務を行っています。持続的で良好な都市空間づくりを推進するためには、全体のバランスを考えて長期的な視点で都市計画を進めることが大切です。法律や条例を踏まえた上で関係各所と密にコミュニケーションをとりながら仕事に取り組んでいます。すぐに成果が表れる仕事ではありませんが、自分が携わったものが市内に形として残ることもあり、非常にやりがいを感じています。

Q.なぜ、岐阜市役所の技術職に応募されましたか。

A.大学では土木学科に所属し、学びを深めていくなかで地域社会を支える公共事業に携わりたいと思うようになりました。また、私は大阪府出身なのですが、自然豊かな環境で暮らしたいという思いがあり、現職に応募しました。実際、岐阜で暮らし始めて空の広さや水のおいしさには驚かされましたし、子どもが生まれてからも子育てしやすい場所だと実感しました。生活が安定しないと仕事も上手くいかない部分もあると思いますので、暮らす環境は大切だと最近改めて感じています。

都市建設部 都市計画課

Q.女性活躍が推進されるなか、女性にとって働きやすいと感じる点があれば教えてください。

A.育児休業などの福利厚生がしっかりしていることです。私が出産した年から、それまで最長1年だった育児休業を最長3年間取得できるようになりました。おかげでじっくりと育児ができ、育児サークルに参加して友人もできました。また、一時仕事を離れたことで、一市民の立場から行政について考える視点が身についたことも良かったと思います。

Q.仕事と私生活を両立するにあたって、大切にしていることは何ですか。

メンタル面のコントロールです。根を詰めすぎるとストレスがたまってしまうため、休日は切り替えてリフレッシュするようにしています。今は子どもが大学生になって自分の時間が確保できるようになりましたので、映画やコンサートを観るなど趣味を楽しんでいます。子育て真っ最中の時は、育児サークルで仲良くなったママ友と遊んで、育児の悩みを相談していました。

Q.後輩の女性職員やこれから受験予定の女性に対して一言お願いします。

A.技術職は女性職員が少ない傾向にはありますが、仕事を進める上では性格や適性が職場に合うことが大事だと思います。また、市役所はさまざまな職場があることが特徴であり、大きなメリットです。ある部署でうまくいかなかった場合も違う部署で活躍できますし、他の部署で学んだことが現在の仕事に生きることもあります。私も河川課や都市防災政策課などに所属した経験が、土地利用を多様な視点から考える上で役に立っています。仕事の向き不向きを最初の職場で判断せず、いくつかの部署を経験してスキルを高め、組織の中で個性を発揮していただけたらうれしいです。

都市建設部 都市計画課