女性活躍の推進(保健衛生部編)

女性活躍の推進に取り組む岐阜市役所で、能力を発揮して生き生きと働く職員の声を紹介します。

保健衛生部 保健所感染症対策課

保健衛生部 保健所感染症対策課(2022年12月当時)1998年入庁

Q.所属と担当業務を教えてください。

保健衛生部 保健所感染症対策課

獣医師として採用され、食品の安全確保や動物愛護行政などの専門業務に従事してきました。現在は保健所感染症対策課に所属し、管理監として、主に新型コロナウイルス感染症の業務にあたっています。主な業務として、新型コロナウイルス感染症に感染された方へのフォローアップや医療機関への入院調整をしたり、不安を感じる市民の皆さんからの相談などを受けています。岐阜市は中核市ですが、新型コロナウイルス感染症対策においては、岐阜県では県と市が連携を取りながら推進しており、感染者数や発生状況を常に共有しながら対策を検討してきました。市民の皆さんの不安を少しでも軽減し、安心して生活できるよう、職員一丸となって取り組んでいます。

Q.岐阜市の保健所で働く魅力を教えてください。

岐阜市は保健所設置市であることから、施策の立案から制度の運用まで直接携わることができます。より地域に密着し、市民の皆さんのご意見や地域の問題点を迅速に施策に反映できるところが大きな魅力です。施策に対する成果や新たな問題点も検証できますし、時には「便利になった」「ありがとう」という言葉を直接いただくこともあり、やりがいをもって仕事ができます。

Q.女性活躍が推進される中で、女性にとって働きやすいと感じるところは何ですか。

毎週水曜日の「ノー残業デー」をはじめ、毎月8の付く日は「早く帰る日」、毎月19日は「育児の日」など、仕事と家庭の両立がしやすい環境が整っているので、メリハリのついた仕事ができると思います。また、保健所は医師や獣医師、薬剤師、保健師、事務職などの多岐にわたる職種が自由闊達な意見を交わして施策に反映するなど、柔軟な対応が図られています。女性に限らず働きやすいと感じます。

Q.これまで市役所の仕事を続けてきてよかったと思うことは何ですか?

私は専門職であることから、異動できる部署は限定されますが、それぞれの課で積み重ねた経験がすべての仕事に反映できるところです。食品衛生や生活衛生、感染症対策など課によって業務内容はがらりと変わりますが、どの業務も基本となるのは“人の健康”。積極的に知識を吸収すればするほどスキルが高まり、仕事にも一層自信を持って取り組めます。

Q.後輩の女性職員やこれから受験予定の女性にメッセージをお願いします。

仕事は大変なことも多いですが、皆で乗り越えられるよう、互いを思いやる気持ちを第一に働いています。困っている人を独りにしないという意識を大切にしたいです。時には新型コロナウイルス感染症の業務のように突発的なものもありますが、職員全員で力を合わせれば大丈夫!皆さんの知識とやる気を岐阜市役所で存分に発揮していきましょう。