技術職(電気)

技術職(電気)の仕事を紹介します。

技術職(電気)

主な配属先

まちづくり推進部公共建築保全課

公共建築保全課の業務内容と技術職員の果たす役割

  • 営繕業務:公共施設(市有建築物)の電気や機械設備を良好に保つため、主に改修工事等の設計、積算および監理を行っています。また、新築や増築する施設に付属する設備工事も公共建築整備課と連携して行っています。
  • 公共施設マネジメント業務:電気(機械)設備工事に必要な費用を平準化して、計画的に工事が行えるよう、財政部や施設を管理する部署と連携して、点検結果や経過年数などの情報を集め、技術的な視点から工事の優先度設定や予算見積りなどを行っています。
工事監理業務
工事監理業務

公共建築保全課における仕事のやりがい

主な電気設備工事は、受変電設備の改修、照明のLED化、太陽光や自家用発電設備や自動火災報知設備及び防犯カメラの設置など、種類が豊富なので、色々な経験ができます。初めて挑戦する工事でも、先輩とタッグを組んで進めるので安心ですし、何よりも、完成したときの達成感は、格別です。また、経験を重ね、レベルアップした知識や技術力を発揮して、アップデートした施設を、市民のみなさまに、安心して利用いただけることに貢献でき、充実感でいっぱいです。

電気設備設計業務
電気設備設計業務

公共建築保全課が目指す姿

公共建築保全課では、時の流れとともに老朽化していく公共施設を、電気や機械設備の技術的な視点から、計画的かつ効率的に改修工事などを行い、将来にわたって、安全かつ持続的に公共サービスを、市民のみなさまに提供できるよう、ニーズの変化を的確に捉えるとともに、地球環境にも配慮した、安全で安心して快適に利用できる公共施設の推進を目指しています。

環境部環境施設課

環境施設課の業務内容と技術職員の果たす役割

環境施設課は、ごみ処理施設等の建設や整備工事に携わっており、施設を安定して稼働させるためには、老朽化した機器等を適切に整備、改修をする必要があります。 技術職(電気)の役割は、主に整備工事の設計と施工管理です。工事設計の際は、現場調査を入念に行い、CADを使用して図面を作成します。工事の施工管理では、監督職員として現場の確認を行い、設計通りかつ安全に工事が行われているかを監督します。

先輩職員からのアドバイス
先輩職員からのアドバイス

環境施設課における仕事のやりがい

岐阜市には、東部クリーンセンターやリサイクルセンターなどのごみ処理施設等があり、施設ごとに処理をするごみ等の種類や処理の方法が異なります。適切な整備工事を行うためには、各施設の仕組みや特徴、機器に対する知識付けが必要不可欠です。勉強の連続で大変だと感じることもありますが、無事に工事が完了したときには達成感を感じるとともに、市民生活に根ざした設備の維持に携わることができたことに喜びを感じています。

工事設計の調査
工事設計の調査

環境施設課が目指す姿

環境施設課では、持続的なごみ処理のため、機器の不具合によるごみ処理の停止等がないよう、各施設の運転状況や老朽化度合いを正確に把握し、適切な整備工事を行うことで、施設の安定化、長寿命化を図っています。今後も、市民生活を支えるために安定的なごみ処理を目指していきます。

上下水道事業部下水道施設課中部プラント

下水道施設課中部プラントの業務内容と技術職員の果たす役割

中部処理区で発生する下水(家庭排水及び工場排水)をきれいな水に処理して河川に放流しています。施設は24時間365日稼働しており、監視装置で常時監視しています。電気職としては、受変電設備や、自動制御に必要な計装設備、発電設備等の点検を行い、機器が故障した場合や、災害等による停電が発生した場合においても、継続して処理を行えるよう備えています。

電気室点検の様子
電気室点検の様子

下水道施設課中部プラントにおける仕事のやりがい

市民の生活に必要不可欠なインフラ設備の維持管理という重要な仕事に、責任と緊張感をもって、日々の業務に取り組んでいます。皆さまに安心して生活を送っていただけるように、処理を滞らせることなく、常にきれいな水を放流するということが、この仕事のやりがいです。また、機械職や化学職と協力して作業することで、視野が広がり、スキルアップしていることを実感できます。

中央監視装置確認状況
中央監視装置確認状況

下水道施設課中部プラントが目指す姿

市民の皆様が安心して生活を送っていただけるような維持管理の継続を第一に、老朽化していく施設や設備に対し、点検や部品交換による長寿命化を図り、能力を維持したまま施設にかかる経費の削減を進めていくことが、中部プラントの目指す姿だと考えています。

行政部管財課

管財課の業務内容と技術職員の果たす役割

管財課では庁舎、公有財産及び公用車の管理などに関する業務を行っています。その中で、技術職(電気)は、庁舎の維持管理や建物の営繕工事を担っています。
維持管理の業務は、庁舎の基幹設備である電気室や消防設備の法定点検、電話設備の保守点検など多岐にわたります。
また、庁舎で勤務する職員はもとより、来庁される市民の皆さんに安心して快適に庁舎を利用いただけるよう、建築設備の修繕や改修工事も行っています。

電気室の点検確認の様子
電気室の点検確認の様子

管財課における仕事のやりがい

令和3年5月に開庁した新庁舎は、市有施設の中で最も規模が大きく、様々な最新設備を有する建物です。これらの設備が、平時はもちろん、災害時などでも正常に稼働できるよう、業務を委託する保守業者と連携し、チームで仕事を行うことで達成感が得られます。 また、庁舎の光熱費が少しでも節減できるよう、快適性と省エネ性を勘案したエネルギー管理も行っており、コスト意識を持った非常にやりがいのある職場となっています。

職場の雰囲気
管財課 職場の雰囲気

管財課が目指す姿

新庁舎は、「市民に親しまれ、長く使い続けることを前提とした新庁舎」を基本理念に掲げています。
また、「市民に開かれた庁舎」をコンセプトとしており、庁舎内に市民の皆さんが利用できるスペースや利便施設を多く設けています。
今後も、これらの施設が、誰もが使いやすく、市民の皆さんに愛される場所となるよう運用管理に努めるとともに、市役所に用事が無くても気軽に立ち寄ってもらえるような環境づくりを目指していきます。